2010年9月27日月曜日

素人からのDirectX入門メモ

C/C++の知識はいちお一応あるけど開発経験は皆無、Win32APIもまったく知らないという状態からDirectXに入門するまでのメモ。

開発環境
・Windows 7
・Visual Studio 2010

まずはhttp://s-jis.blogspot.com/2010/09/visual-studio-2010-directx.html
を読んでVisual Studio 2010でDirectXを使用したプログラムをビルドできるように設定する。

次にMicrosoft Windows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4をインストール。

設定を終えたらDirectX SDK付属のサンプルをビルドできるか確認する。
例えばDirectX SDK (February 2010)を特に設定を変えずにインストールした場合、サンプルのパスは下記のようになる
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Samples\C++\Direct3D\Tutorials\Tut01_CreateDevice\CreateDevice_2008.sln
これをVisual Studio 2010で読み込んで、そのまま実行する。
青い背景のウィンドウが出てきたら成功。

自分でVisual Studio 2010に新規プロジェクトを作成する場合は、[Visual C++]の[Win32]の[Win32 プロジェクト]というテンプレートを選択する。
ここで[Win32 コンソール アプリケーション]を選択してしまうとビルドに失敗する。
テンプレートの選択後に出てくる[アプリケーション ウィザード]では[追加のオプション]の[空のプロジェクト]にチェックを入れてプロジェクト作成。
その後はd3d9.libなどを必要に応じて追加の依存ファイルに登録。

ここまででとりあえずの環境構築は終わり。
次は最低限の知識編。
●Win32API(C言語)編 第1章 Windowsプログラミング版Hello World
●Win32API(C言語)編 第2章 ウィンドウを表示する
この二つのページを熟読して、説明されていることを完璧に理解する。
この知識さえあればとりあえずDirectXに入門することはできる。

次にDirectX ドキュメントをダウンロードする。
2010/09/27における最新の日本語版はDirectX ドキュメント 日本語版 (August 2009) (ZIP、29.6 MB)
そしてダウンロードしたドキュメントを開き、[サンプルとチュートリアル]-[Direct3D 9]-[チュートリアル]-[Direct3D チュートリアル]-[チュートリアル 1]から始める。
対応するソースコードは
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Samples\C++\Direct3D\Tutorials\
以下にある。
(DirectX 10や11のチュートリアルは
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (February 2010)\Samples\C++\Direct3D 10または11\Tutorials\)。
後はソースコードとドキュメントを読んでDirectXの理解を深め、ある程度理解できたら自分が本来やりたかったことについて調べ始めればいい。